ジャンボ鯉のぼり

大雄鮨のある群馬県明和町から利根川を挟んで対岸に埼玉県加須市というまちがあります。加須市は、鯉のぼり生産量日本一のまちです。読み名はカゾです。知らない方はカスと言ったりする方がいますがカゾと読んでください。またこの加須市は、最近人気が出ています赤いシャツを着たお笑い芸人の出身地でもあります。

この加須市には鯉のぼり生産量日本一だけあって100mを超えるジャンボ鯉のぼりが毎年5月3日の「加須市民平和祭」で利根川河川敷で遊泳します。

このジャンボ鯉のぼりも歴史があり、1988年から遊泳しています。初代の1世から現在は4世まで受け継がれています。100mを越えるだけあって、遊泳のための条件も厳しくなっています。
1つ目は鯉のぼりを支える土台ですが、日本でも指折りのクレーン車を使います。また河川敷な事もあり、地盤が緩いためクレーン車の下には分散板を使っています。
二つ目は、風です。100mを越える巨体を泳がすためには、風速10m/s以上の風が必要です。また、強風になると危険防止のために遊泳は中止になります。遊泳にほどよい風が必要といったところでしょうか。
以前ジャンボ二世が強風で鯉のぼりの開きになるという事もありました。また、安全を確保するために遊泳時間も決まっています。大体20分~30分です。天候が悪いとすぐに終わる場合もあります。

毎年午前の部は11時半から、午後の部は13時半から遊泳が行われます。わずかな遊泳時間を見逃さないためにも当日ジャンボ鯉のぼりの遊泳会場に行かれる方は、早めの到着を心がけると良いでしょう。また、当日の天候にも左右されるので天候を見ながら行かれることをお薦めします。ジャンボ鯉のぼりの遊泳は、当日悪天候で中止になっても翌日には開催されず、5月3日の11時半と13時半のわずかな機会で、遊泳をしています。

当日の会場は大変混み合いますが、加須市だけでなく利根川の対岸の群馬県明和町でもしっかり遊泳が見られます。少し遠目になりますが、100mを越えるジャンボ鯉のぼりだけあって雄大に泳いである姿が目に入ります。

当日は好天に恵まれることを祈っていますが、ジャンボ鯉のぼりの遊泳を楽しんだ後は、大雄鮨まで足を運んで頂き、美味しいお鮨をご堪能ください。

店主

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利根大堰

4月になり暖かくなってきましたね。大雄鮨の近くを流れる利根川の少し上流には、利根大堰という堰があります。これは1964年の東京オリンピック前に東京都の水不足を懸念して、荒川に利根川の水を流すための堰として作られました。

暖かくなってくる4月を過ぎますと、この堰で作られた湖のような水上で、カヌー、水上スキー、ヨット、ウインドサーフィンなどの水上スポーツが盛んに行われています。

また、利根大堰の橫には魚が遡上する魚道があります。

この魚道の横にはのぞき窓があり、10月になるとこの利根川でも鮭が魚道を遡上しているところを見ることができます。利根川を遡上する鮭は、日本南限の鮭と一般的には呼ばれています。

お鮨屋なのでサケの話に移してみます。現在では、鮭のことをサーモンと呼んでノルウェー産のタイセイヨウサケが市場に出回っていますが、昔から食べられていたのはシロザケになります。北洋漁場が開拓されてきますとサクラマス(ピンクサーモン)、マスノスケ(キングサーモン)、ベニザケ、ギンザケなどが出回ってきた歴史があります。このサケには、寄生虫のアニサキスが存在するため、一旦凍らせてアニサキスを死滅させる必要があります。アニサキスで痛い目に遭った人に聞いてみると理由がわかります。凍らせて冷凍保存したサケの切り身をルイベといいますが、一度凍らせた切り身は凍らせていない切り身に対して味が落ちてしまいます。

大雄鮨のサーモンは、寄生虫のアニサキスがいないため凍らせる必要のないタイセイヨウサケ(ノルウェーサーモン)をご提供しています。お店に来られる子供達には、このサーモンは大人気です。お子様連れのお客様のご来店、是非お待ちしております。

店主

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鯛の姿づくり

先週の木曜の定休日にいつも当店を利用いただいているお客様が、神奈川県三浦市にある城ヶ島の海上釣り堀で釣りをされて、当店に釣果を持ってこられました。当日、気温の急激な上昇で魚の活性が良くなかったとかで、タイ二枚とシマアジ一枚の釣果のようでした。

お客様が釣果を持ってこたれたのはもちろん、店主に丸の魚を刺し身にして盛り付けてほしいとのご要望です。真鯛二枚とシマアジ一枚を鯛の姿づくりに盛り付けたのが下記の写真になります。

普段、鮨を握っている姿しか見たことのないお客様の息子さんも私の包丁さばきを食い入るように見ていました。

神奈川県三崎市には大きな極低温冷蔵倉庫があり、冷凍マグロが海外から船で運び込まれ、消費地の都内に出荷されていきます。大雄鮨にも築地から取り寄せたマグロがありますので是非ご来店ください。

また、釣れたお魚を持ち込まれてもいつも捌くことは限りませんのでその点をご理解願います。m(_ _)m

 

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菜の花

長くご無沙汰しておりましたが、久々の投稿になります。大雄鮨の近くに流れる利根川の土手沿いには、この時期になると一面黄色のきれいな菜の花が咲き乱れます。

この時期になりますとサワラ、サヨリ、タイなどが美味しくなってきます。また美味しい鰹も水揚げされてきます。もう少し経ちますと大雄鮨の宴会では、美味しい鰹を使ったカルパッチョなどをご提供させていただき、好評を得ています。常連のお客様には真アナゴの稚魚であるノレソレも稀ではありますが、お出しすることもあり、お好きなお客様には喜ばれております。

人の出入りも多いこの時期に大雄鮨にて送別会、歓迎会などいかがでしょうか。皆様のご来店お待ちしております。

店主

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年末年始の営業のお知らせ

今年も大雄鮨をご愛顧下さりありがとうございます。
年末年始の大雄鮨の営業は以下の通りとさせて頂きます。
新年は1月1日(金)より平常どおり営業いたします。

 
日付 昼の部 夜の部
12月28日(月) 休業 営業
12月29日(火) 営業 営業
12月30日(水) 休業 休業
12月31日(木) 休業  休業 
1月1日(金)  営業 営業 
1月2日(土)  営業 営業 
1月3日(日)  営業 営業 

 

本年も皆様方にお世話になり、誠にありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

 

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明和町の梨

大雄鮨がある群馬県明和町では梨の栽培が盛んです。

8月中旬から9月下旬までは「幸水」「豊水」という品種が収穫されています。これ以降になると新高・新興等の品種が11月下旬まで収穫されます。

大雄鮨では、10月より「新高」を食後のデザートとして提供させて頂いています。「新高」は明和町で梨農家を営んでいる店主の同級生より仕入れています。大雄鮨では、梨の保管をきちんと行っているため、みずみずしくて甘く、歯ごたえのある「新高」を2月まで提供しています。是非、食後のデザートの「新高」を食べに大雄鮨までお越し下さい。

niitaka

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牡蠣始めました。

10月1日より、牡蠣のご提供を始めました。

2011年の震災以降店頭に出していませんでした牡蠣をお客さまにご提供できるようになりました。震災以前に仕入れていた岩手県の山田湾産指定品はまだ入荷できない状況ですが、代わりに他の産地より仕入れています。

大雄の牡蠣は根強い人気があり、お客さまのご要望に毎年お応え出来ていない状態が続いていましたが、今年よりやっとご提供できるようになりました。今後も牡蠣共々、大雄をご愛顧願います。

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